3月お彼岸あたり。
里芋の種いも落としをします。
里芋の種イモは、自家選別したものを使います。
種イモ用の畑から収穫したイモの中から、より形や大きさの良いものを選び次の年の種イモ畑に植え、
他の種イモを他の圃場に植えます。
圃場に碁盤の目のようなイメージで等間隔に植え付けます。
まずは、畝間の縦線を引きます。
100メートル以上の圃場に等間隔に縄で線を引きます。この作業がなかなか大変。
二人で地道にコシコシ引っ張り合いながら線を引きます。
それに沿って、種イモが十分埋まるくらいの溝をさくります。
次は、株間の横線を引きます。
畝の両サイドで株間を記した竹棒を基準に、縄で種落としの株間を線引します。
そして、落とした種芋を足で土をかけていきます。
竹の棒でバランスを取りながら作業する様子は、修行僧の行脚のよう。
種イモの位置を微調整し、芋の芽の向きを整えます。
最後に、
鶏糞など肥料をあげ、マルチをかけます。
地温を保ち、芽が出るを待ちます。
里芋の種落としはすべて手作業。
原始的な作業ですが、一つ一つの工程を大切に、ていねいに栽培してます。
手間のかかっている分ではないですが、とても美味しいと好評です。
埼玉西部あたりの里芋は、
ねっとりとした食感、しっかりとした味わい、色味が白いのが特徴で、
全国的に高評価をいただいております。
4月中は里芋をお買い求めいただけますので、ご注文お待ちしております。
オンラインストアはこちらより。