碑文谷スタッフによるコーヒーのちょっと熱いお話、最後となる今回は抽出についてです。 美味しく淹れる一番の近道は粉とお湯の量や温度、時間を「はかる」こと。当店のレシピを簡単にご紹介すると、豆15gに対しお湯250g、お湯の温度は93 ℃。
緊張の一投目、粉の倍量ほどのお湯を注ぎ30秒蒸らした後、3回くらいに分けてお湯を注ぎます。ドリッパーから全てのお湯が落ち切るまでは3分から3分半程度。もし落ち切るまでの時間が早すぎたり、遅すぎたりしてしまったら粉の粗さを変えてみて下さい。
早すぎる場合は粉を細かくし、遅い場合は粗くする。ですがこれはあくまでもご参考までに。 同じレシピで淹れてみても、あれ?店で飲んだのと少し違うな、ということはよくあることで、私たちも同じことを経験しています。
なぜなら使っているコーヒーミルの違いから、ドリッパーなど器具の違い、水の違い、淹れる人の癖に至るまで、その色々な”違い”によってコーヒーの味は左右されるからです。
では何が正解なの?と迷ってしまうかもしれません。結局のところどんな淹れ方をしても美味しければ全て良しです。 案外、何も考えずに気楽に淹れたほうが「今日のコーヒーは美味しい!」となることもあります。
コーヒーって繊細で奥深い、まるで思春期の若者のようです…だから面白い。
もっと詳しいレシピを知りたいという方は、ぜひ碑文谷店スタッフまでお声掛けください。 少々熱のこもったスタッフがご相談をお受けいたします。