碑文谷店でご用意しているコーヒー豆は、全て浅煎りのコーヒーです。浅煎りは酸っぱくて苦手、と思った方、そういう方にこそ飲んで欲しい。
そもそもコーヒーに感じる酸味とは何なのでしょう。
酸味と一口に言っても、実は違いがあります。それはズバリ、酸の質。悪い酸は口の奥がギュッとなるような、唾がじわっと溢れてくるような酸味です。コーヒー豆が古く酸化していたり、淹れ方を間違ってしまうとそのような酸味が出てきます。
質の良い酸はフルーティーでジューシー、そこにコーヒー本来の持つ甘さが加わります。 なぜあの茶褐色の飲み物からそんな味がするのでしょうか?
コーヒー豆とは、コーヒーチェリーと呼ばれる赤い果実から種子を取り出したものです。 そう、コーヒーは大元を辿ればフルーツなのです。そしてその酸味は、柑橘系やベリー系、りんごや梨、ピーチ、マスカット…など様々なフルーツに例えられます。
その違いは国、それによる天候や土壌の違い、標高などにも左右され、焙煎によってその個性を引き出し、最終段階である抽出で心を込めて美味しく淹れる。そうして質のいい酸味、フルーティーな味わいの浅煎りコーヒーが生まれるのです。
浅煎りコーヒーは飲んだことがないという方、ぜひフルーティーなコーヒーへの扉を開いてみませんか?もしかしたら新しい発見と出会いがあるかもしれません。